飲泉
温泉には入浴だけでなく、飲むちう利用方法もあるんや。 温泉を飲むを、文字通り「飲泉」と言いますわ。飲泉は、日本ではまだそれほど普及していまへんが、実はエライ長い歴史があるんや。
ドイツやイタリア、フランス、チェコやらなんやらヨーロッパ諸国の温泉地では、入浴と平行して飲泉が盛んや。これは、ヨーロッパ諸国の温泉地は医療と密接に結びついた療養地となっとるケースがようけ、飲泉が身体にええ作用があることが早くから明らかになっとったことが挙げられまんねん。
また、温泉の温度が低く加熱せんと入浴することがややこしい温泉が比較的多いことや、日本人のように入浴の習慣を持たない人々が多いことも、飲泉が盛んに行われるようになりよった要因や。
飲泉をすると、温泉が胃腸や肝臓やらなんやらの局所的に作用する効果と、入浴と同じように全身に作用する効果があることが温泉医学の研究で明らかになっていますわ。
せやけどダンさん、なんぼ飲泉が身体にええといっても、やみくもに温泉を飲むのは危険や。例えば、腎臓に疾患のある人は塩化物泉を飲んではいけへん、ちうように症状によっては飲泉を行ってはいけへん場合もあるんや。泉質やらなんやらを考慮した上で、適切な温泉を適切な方法で適切な量だけ飲用することが重要や。
一般的な飲泉の方法として、一定量の温泉を毎日いっぺん刻に飲むことが定石とされていますわ。
現在、日本では各都道府県の判断で温泉の飲用許可を出すことになっていますわ。環境庁が飲泉についての利用基準を定め、飲泉についての注意事項を発表していますわ。この注意事項によって日本での飲泉の方法が定められとることになるんや。
飲泉を行う上で特に注意することは衛生面や。温泉が口から直接体内に入るので、新鮮な温泉を飲むことが絶対条件となるんや。そのためには、飲用の許可のあることを必ず確認し、飲泉の注意事項を守って飲用することが大切や。
飲泉する場合は、飲泉所やらなんやらの飲泉施設の温泉を飲むことを守りまひょ。
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